太陽礼拝 山のポーズ タダーサナ
今日のテーマ
太陽礼拝 山のポーズ タダーサナ
太陽礼拝は、いくつかの決まったポーズから成っています。
ひとつひとつのアーサナには太陽神が宿り、祈りのマントラがあり、効果や意味があります。
ただ見よう見まねで体を動かすのではなく、体─呼吸─心 の繋がりを感じながら、ひとつひとつのアーサナを丁寧に行っていくことが大切です。
タダーサナ(Tadasana)
【マントラ】Om Mitraya Namaha ミットラーヤナマハ
Salutations to the friend of all.
意味:
全てのものを親愛する者「ミットラ=友達」へ捧げる。太陽がみんなを守ってくれている。この世の全ての友、みんなに、太陽に合掌。
太陽礼拝 タダーサナってどんなアーサナ?
太陽礼拝の基本ポーズであり、[wc_highlight color=”yellow” class=””]最もシンプルかつ最も難しい[/wc_highlight]アーサナと言われているのがこのタダーサナ(Tadasana)。
タダーサナは英語表記でMountain pose、山のポーズと呼ばれる通り、[wc_highlight color=”yellow” class=””]どっしりとした山のように立つ[/wc_highlight]ポーズです。
ただ立っているだけに見えますが、このアーサナをするだけで[wc_highlight color=”yellow” class=””]あなたのクセが丸わかり[/wc_highlight]なのです。
ひとつの小さな歪みが体全体のバランスを崩し、クセとして定着することを防ぐために、タダーサナの[wc_highlight color=”yellow” class=””]ポイントをひとつひとつ意識して、自分のクセに気付いていくことが重要[/wc_highlight]です。
太陽礼拝 タダーサナの間違いやすい例
ビギナーの方で間違いやすい姿勢は以下の通りです。あなたは大丈夫ですか?ひとつひとつチェックしてみましょう。
足幅が広すぎる、または狭すぎる
おしりがうしろに突き出し、腰のカーブが大きくなる
背中が丸まって猫背になってしまう
肩が前にきてしまう
顎が上がりすぎたり、下がりすぎたりしている
太陽礼拝 タダーサナのポイント
足はおしり幅に開き、左右の足を平行にそろえよう!
足裏4点に均等に体重を乗せよう!
足裏のポイント
1.親指の付け根 2.小指の付け根 3.かかとの内側 4.かかとの外側
内ももを引き締めて、膝を伸ばそう!
おしりの穴をキュッと引き締めて、尾骨を地面の方へ向けるように意識しよう!
※この時、恥骨が前に出ないようにしよう。
おへそに力を入れて、背骨の方へ近付けようとしよう!
胸の真ん中(みぞおち)に力を入れて、肋骨をそのまま上へと引き上げよう!
※胸を張るのではなく、肋骨の間を引き締めたままで上へ引き上げるように意識しよう。
肩から力を抜こう!
ワキをうしろから締めよう!
顎は地面と並行に、頭のてっぺんは天井へ引っ張られているように伸ばそう!
太陽礼拝 タダーサナで自分の身体のクセに気付こう
タダーサナは太陽礼拝の一部ですが、[wc_highlight color=”yellow” class=””]このアーサナだけを練習することでも大きな効果[/wc_highlight]が期待できます。
[wc_highlight color=”yellow” class=””]ひとつひとつを完全に意識して、ただ立って呼吸を繰り返すだけで、自分の体を中心に整えること[/wc_highlight]がいかに難しいか分かるでしょう。
初めは苦しいかも知れません。
いつもの楽な姿勢に逃げたくなるかも知れません。
しかし、歪んだ姿勢を続けることは、数年後、もしかしたら数日後に、あなたの体に痛みとなって現れるかもしれません。
タダーサナは、[wc_highlight color=”yellow” class=””]自分自身の体の弱い部分やクセに気付くチャンス[/wc_highlight]をくれるのです。
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