太陽礼拝 立ち位の前屈 ウッターナアーサナ
今日のテーマ
太陽礼拝 立ち位の前屈 ウッターナアーサナ
太陽礼拝は、いくつかの決まったポーズから成っています。
ひとつひとつのアーサナには太陽神が宿り、祈りのマントラがあり、効果や意味があります。
ただ見よう見まねで体を動かすのではなく、体─呼吸─心 の繋がりを感じながら、ひとつひとつのアーサナを丁寧に行っていくことが大切です。
ウッターナアーサナ(Uttanasana)
【マントラ】Om Suryya Namaha スーリャーヤナマハ
Salutations to he who induces actibity.
意味:
全てのものを動かす目覚めさせる者「スーリャ」へ捧げる。全ての行動の始まりをさせる。
太陽礼拝 ウッターナアーサナってどんなアーサナ?
太陽礼拝に組み込まれているウッターナアーサナ。
前屈というと、柔軟性が必要そう…と苦手意識を持ってしまったり、[wc_highlight color=”yellow” class=””]指先を床まで届かせようと必死で腰を曲げてしまう方が多い[/wc_highlight]です。
参考:【太陽礼拝上達のコツ☆坐骨に注目!正しい前屈と後屈】こちらの動画でもお話している通り、[wc_highlight color=”yellow” class=””]坐骨を意識することで、前屈で大きく変化を感じる[/wc_highlight]ことができると思います。
一緒に前屈のコツをおさえて、ウッターナアーサナをマスターしましょう!
太陽礼拝 ウッターナアーサナの間違いやすい例
腰から曲がってしまって、[wc_highlight color=”yellow” class=””]上半身だけで前屈しようとしてしまうと、背骨に負担がかかって、腰を痛める原因に[/wc_highlight]もなってしまいます。
太陽礼拝 ウッターナアーサナを作るSTEP
まずはアーチバック(ウールドヴァハスタアーサナ)の姿勢から、[wc_highlight color=”yellow” class=””]膝裏を伸ばして力強い下半身をキープしよう[/wc_highlight]
参考:【太陽礼拝 アーチバック ウールドヴァハスタアーサナ】
膝を曲げずに、坐骨を上げて腰のカーブを作ろう
腰のカーブを意識したまま、息を吐きながら上半身をゆっくりと前方へ倒してゆき、床と90°の位置で1度キープしよう
両足の裏で強く地面を蹴ろう
※背中が丸くなったり、腕が落ちてきやすいのでがんばってキープ!胸を開くことで次の前屈につなげやすくなります
※腕から力を抜かず、前へ進もうとする意識で胸を開き、腕が耳より上になるようにしよう
※首の裏はまっすぐにして頭を下げずに、床を見よう
※おしりを後ろに投げすぎるとポーズが楽になってしまい、効果が弱まってしまうので注意しよう
太陽礼拝 ウッターナアーサナのポイント
両手をおろす位置は、前ではなく足の真横に
両手の指先と足の指先を一直線にそろえよう
手が床に届かない方は、膝を曲げてOK!
もしくは、膝のうしろで両肘をつかむようにするとよい
息を吸って目線を前方へ、背中をまっすぐにしていこう
肩がすくまないように、肩を耳から離そう
息を吐きながら、ひざ裏を伸ばして坐骨を高く上げよう
両手のひらで地面を前にスライドさせるように強く押そう
体重がうしろの方へいかないように、つま先の方に体重を乗せていこう
手のひらをおろせる方は、手のひらにも体重を分けていこう
これを2〜3回繰り返そう!
太陽礼拝 ウッターナアーサナのまとめ 坐骨を高く上げて深く前屈しよう
太もものうしろの筋肉がまだ固い方や、下半身の力を意識できていない方は、坐骨を下げたまま──つまり[wc_highlight color=”yellow” class=””]骨盤が前に傾いていない状態で前屈をしようとしてしまいがち[/wc_highlight]です。
そうすると腰から前屈してしまって、太もものうしろの筋肉が伸びず正しい前屈の効果が得られません。
さらに、[wc_highlight color=”yellow” class=””]上半身の体重がすべて腰にかかってしまって、腰痛の原因[/wc_highlight]になってしまいます。
[wc_highlight color=”yellow” class=””]腰を丸めないよう、始めはひざを曲げて、おしりの穴を天井に向けるように坐骨を上げる練習[/wc_highlight]をして、徐々にひざ裏を伸ばしていけるといいですね。
[wc_highlight color=”yellow” class=””]前屈を深める時、思いっきり息を吐く[/wc_highlight]ことも忘れずに!