あるがままの姿で
先日、私は駅ですごい人を見ました。 ベンチに座っている男性が携帯で電話をしていたのですが、電話を両手に1台ずつ、2台持っているんです。 同時に両方の電話に受け答えしていて、すごいなぁ、と見ていたら――彼は1台の携帯を右の肩と顎で挟んで電話を続けながら、右手でカバンの中のものを探し始めたんです。 その時、(ああ、この人、3本目の手が欲しいだろうな)と思いました。
先日、私は駅ですごい人を見ました。 ベンチに座っている男性が携帯で電話をしていたのですが、電話を両手に1台ずつ、2台持っているんです。 同時に両方の電話に受け答えしていて、すごいなぁ、と見ていたら――彼は1台の携帯を右の肩と顎で挟んで電話を続けながら、右手でカバンの中のものを探し始めたんです。 その時、(ああ、この人、3本目の手が欲しいだろうな)と思いました。
八支則の「ニヤマ(個人的に守るべき規則)」の4つ目は「スヴァディアーヤ(聖典での学び)」です。 私たち人間は、よく他人を分析します。「この人は〇〇なタイプ」「あの人は〇〇な人だから。」というように。 そうやって他人のことはよく観察したり分析したりするのに、自分のことはよくわかっていないことが多いですよね